Santa Works.
こども / つくった

「一緒にゲーム作ってみる?」
から、はじまりました

小学3年生の娘と、学習クイズのアプリをつくりました。 きっかけは、ゲームをつくろうという誘いでした。 どうぶつは娘が知っている顔にして、問題は隣で解いてもらいながら、文字だけで伝わらないものを絵にしていきました。

Santa Works2026.09.26読了 約4分つくった理由 / 出典つき
  1. 01はじまりは「一緒にゲーム作ってみる?」。娘は、ノリよく乗ってきました。
  2. 02どうぶつも絵も、娘に合わせました。知っている顔にして、文字だけの問題は絵にしています。
  3. 03隣に座れる時期には、終わりがあります。スマホを親と一緒に使うほうが多いのは、9歳まででした。
きっかけ
01

娘が、私のスマホを見に来る

娘は小学3年生です。 出かけているときや、家でやることがないとき、私のスマートフォンを見に来ます。

どうせ見るなら、見せるものを自分で選びたいと思いました。

はじまり
02

「パパと一緒にゲーム作ってみる?」

あるとき、「パパと一緒にゲーム作ってみる?」と聞いてみました。 娘は、ノリよく乗ってきました。 ゲームと言って始めたものが、いまの学習クイズになっています。

私が組んで、娘に見せて、聞く。その繰り返しでした。

キャラクター
03

どうぶつにしたのは、娘が知っていたから

FIG 01
どうぶつは、ホームにも、まちがえたときにも出てきます
まなリーフ 小3 の画面
ホーム画面。どうぶつ5匹が並んでいるまちがえたときの画面。ねこが「だいじょうぶ、もういちど かんがえてみよう」と声をかけている
うさぎ・みけねこ・いぬ・ハムスター・ペンギンの5匹です。

画面に出てくるキャラクターは、どうぶつにしました。 娘は某人気どうぶつゲームを遊んでいたので、どうぶつのキャラクターには馴染みがありました。 知らない顔より、知っている顔のほうが、開いてもらえると思ったからです。

どのどうぶつが好きかは、隣で聞きながら決めました。

問題
04

文字だけでは、伝わらなかった

問題は私がつくって、隣で娘に解いてもらいました。 解いてもらうと、文字だけでは伝わりにくい問題があることが分かりました。

FIG 02
かかった時間は、時計を2つ並べて聞きます
まなリーフ 小3 の画面
さんすうの問題。家を出た時刻と公園についた時刻の時計が並び、かかった時間をたずねている
「出た」と「ついた」の時計を並べています。文章だけで読むより、先に目で分かるようにしました。

そういう問題は、できるだけ絵にしました。読んで分かる前に、見て分かるように。

さんすう・こくご・りか・しゃかいの4教科で、44単元、1,125問になりました。 小3で習う漢字200字も入れています。

転調 ── 国の調査を見る
05

一緒に見られる時期のこと

つくっている途中で、国の調査を見ました。 こども家庭庁が、子どものインターネット利用を毎年調べています※1。 スマートフォンを、子ども専用で使っているか、親と一緒に使っているか。 年齢ごとの表がありました。

FIG 03
9歳までは、親と一緒のほうが多い
こども家庭庁(令和6年度)
0%50%100%小学3年生(おおむね)48.5%40.6%23.9%65.7%6歳7歳8歳9歳10歳11歳12歳親と共用子ども専用
0%50%100%小学3年生(おおむね)48.5%40.6%23.9%65.7%6歳7歳8歳9歳10歳11歳12歳親と共用子ども専用
割合のもとになっているのは、スマートフォンでインターネットを利用している子どもです。その年齢の子ども全員ではありません。兄弟姉妹との共用などは図から除いています。

7歳では、親と一緒が76.5%。9歳で48.5%。 10歳になると23.9%まで落ちて、かわりに「子ども専用」が65.7%になります。

親と一緒に見ているほうが多いのは、9歳が最後でした。小学3年生は、その1年前です。

ただし、この割合が数えているのは「スマートフォンを使っている子ども」の中での話です。 その年齢の子ども全員が、スマートフォンを持っているという意味ではありません。

隣に座って一緒につくるという時間そのものに、期限があったのだと、あとから思いました。

無料にした理由
06

小3は、無料にしました

無料にしました。アプリ内課金も、広告もありません。 アカウント登録もなく、学習の記録は端末の中だけに残ります。外に送っていません。 アクセス解析も入れていないので、私にも、誰がどう使ったかは分かりません。

どれも、娘に渡すときに何も気にしなくてよいものにしたかったからです。

おわりに

この記事は、つくった本人が書いています。 だから「いいアプリです」とは書きません。それは使う人が決めることです。 書けるのは、つくった理由だけです。

娘は、毎日ではありませんが、いまも定期的に開いています。 ゲームを作ろうと言って始めたものが、そのまま娘の手元に残っています。

来年の春には、娘は4年生になります。 このまま、6年生の分までつくってみようと思っています。

「一緒にゲーム作ってみる?」から、はじまりました。

隣に座っていられるうちに、思い出が形になって残るものを、つくっておきたかった。それだけです。まなリーフ 小3は無料で、広告もアプリ内課金もありません。 使ってみて「ここが分かりにくい」と思われたところがあれば、 そう教えていただけると、いちばんありがたいです。

参考文献・出典

  1. ※1 こども家庭庁「令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(概要)」2025年3月。数値は同資料の概要6 「スマートフォンの専用率(年齢別)」から転記しています。 cfa.go.jp(PDF)

※ FIG 03 の割合のもとは、スマートフォンでインターネットを利用していると回答した子ども(9歳以下は、その保護者が回答)です。その年齢の子ども全員ではありません。
※ 8歳は79人、9歳は101人の回答です。人数が少ないので、1ポイントほどの差は読まないでください。
※ 年齢と学年は一致しません。小学3年生は、おおむね8〜9歳です。
※ 「兄弟・姉妹と共用」「その他」などの回答は、図と本文から除いています。
※ この記事の数字は、出典の一次資料から直接転記したものです。 間違いを見つけたら教えていただけるとありがたいです(contact@santaworks.net)。直します。

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